桐ケ谷紀昌農学博士
「最高の品質でなければ、作っても意味が無い」
桐ケ谷紀昌農学博士
霊芝の開発者である桐ヶ谷紀昌農学博士は、常にこう言い続けていました。「お客様が口に入れるものだから、健康をサポートするものだから、決して健康を損なうようなことがあってはならない」・・・その強い想いを受け継いで、厳格な品質管理に努めています。
毎年契約農家から仕入れる霊芝原料は、納品された段階でランダムチェックにかけられ、基準に満たないときは、全て返品ということも行っています。契約農家にも弊社基準が共有され、最も成分の詰まっていると言われる傘の部分を有効活用するために、柄の部分は短く切られて納品されてきます。
エキス抽出を行うのは、医薬品製造許可を受けている、委託先工場になります。医薬品GMP(※)に準拠して製造が行われ、原材料の品質試験、及び工程内における試験、最終試験を行うことによって、安全性の確保に努めています。また、錠剤製造~商品完成までも、GMP準拠工場によって行われ、詰工が行われる前段階で、目視による錠剤一粒一粒の検査を行うことによって、万が一にも劣化した商品が混ざらないよう、徹底した管理体制を確立しています。
※GMP
Good Manufacturing Practice
医薬品の製造および品質管理に関する基準。GMPソフトと称される製造管理及び品質管理基準と、GMPハードと称される設備基準とで構成され、医薬品の製造業者が遵守すべき基準となる
残留農薬ポジティブリスト制度(平成18年5月29日施行)
食品に残留する農薬の安全性確保について、従来はいわゆる「ネガティブリスト」で、一定量以上残留してはいけない農薬のリストが提供されていましたが、リストにのっていない農薬に関してはフリーパスという状況を踏まえ、改めて「使用しても良い農薬」とその残留基準がリスト化されて提供されたというものです。
「琥漢宝霊芝」における原料は全て、この残留基準の対象枠組み内にありますので、下記のとおり、それぞれの原料についての弊社見解をご確認ください。(※尚、現時点で、厚生労働省から提出されたリストにある対象農薬全てについて検査をする方法は無く、各メーカーとも、実現可能な範囲で最善の検査を行っているという現状になっております)
霊芝について
霊芝は「菌」のため、農薬は使用できません。一部、オガクズ栽培を行っているところでは防カビ剤を使用することもありますが、弊社契約農場は全て榾木(ほだぎ)栽培ですので、農薬、防カビ剤は一切使用しておりません。また、ビニールハウス栽培の為、ドリフト(※)についても問題ありません。
イチョウ葉について
原料仕入れ先である㈱シュワーベ・グリーンウェーブ、(株)常磐植物化学研究所、両社より、ポジティブリスト制度適合の報告を受けております。
田七人参について
中国雲南省原産。栽培過程において、該当農薬2種類を使用しておりますが、検査の結果、いずれも基準値以下という結果が出ております。また、特殊環境でしか生育しないため、周囲に他農家は無く、ドリフト(※)についても問題ありません。尚、昨今、中国産加工食品のリスクについて取り沙汰されていますが、当社は原料で輸入し、検査を経たものを日本国内で洗浄・殺菌・粉末化しているため、リスクはありません。
※ドリフト
「農薬の散布粒子が目標物以外に飛散する現象」を指し、生産農家で使用していない農薬が、残留農薬として検出されることもある